名言をつぶやく、ほとんどの人がギャンブル中毒
『予想のデーターを突き詰めていくと、結局、全馬に勝つ可能性があり、
そうなると結局は、自分に都合にいいデーターだけを信じるようになる』
といったのは、競馬の面白博士、井崎脩五郎氏。
『馬鹿に徹して、単純に考えること。ゲームの初めから終わりまで自己を抑制して、
興奮しないこと』
賭博中毒だったらしい文豪、ドストエフスキーの言葉。
馬券を買った後、レースがはじまるまでの、短い時間。
ゲートの前の輪乗りの時、思わずつぶやいてしまう。
「4番が臭いんだよね。買わなかったけど」
横にいた友がいう。
「俺も、そう思う」
こういう場合、まず70%、4番が連に絡んでしまう。
言霊というやつである。
『馬券を買ってレースがはじまる間に、そのレースの予想はしない』
これは、僕の言葉。
『単勝で買えば2着に来る。馬連で買うと3着、それじゃって、
複勝で買うとこれが見事に4着で来る』
友だちの名言。
『十回勝負すると素人は六勝四敗を目指す。玄人は一勝九敗でも儲かるように張る』
作家、阿佐田哲也氏の言葉。
阿佐田哲也氏の名言をもう一つ。
『博奕打ちというのは、例外なしに勝ちこんでいくことによって、人格を破産させていくのだ』
ギャンブルの名言は多い。
それらはかなりの確率で、
『ギャンブルは儲からないよ』『儲かっても、人格は崩壊するよ』
そして『冷静になれ』と解いている。
要するに、やんないほうがいいんじゃね・・と言っている。
なぜなら、名言をつぶやく、ほとんどの人がギャンブル中毒だから。